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言葉で言い表すのは難しいのですが、古民家に居ると、なんとなく重い重量の構造体に守られてる感じがするのです。音の響き方や踏み心地からでしょうか?視覚的に、低く黒い天井や軒、黒くて力強い小屋組みがそう感じさせるのか?重いといっても鉄骨造やRC造とはまた違う、柔らかさも感じるのが不思議です暗い、でも四方に開いた外はパッと明るい柱梁、床板、天井などの木材は煤けて黒く形状も荒々しい、でも漆喰の壁は白くなめらかそして、時折すっーとどこからともなく風が吹き抜けます心地よいの感覚って皮膚感覚と光と音の要素が大きいな、と気づいた
皮膚感覚、光、音ってつまり、胎内での記憶が原点になるのかな?と感じた
設計で「心地よい」という言葉を頻繁に使うのが、何かおこがましい気持ちにもなったそんな現場のひと時でした

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